StarCityGamesより。
名前は聞くけど馴染みの薄いデッキ、Landsの紹介とマッチアップ分析記事。
Bobby KovacsはLandsで6月のSCGデトロイトを優勝し、GenCon 2012 Legacy Championshipでもトップ8に入りました。
以前訳したエルフの大会レポート(http://radish.diarynote.jp/201207112029505216/)でCalebが決勝で敗れた相手ですね。
高い&使い回しの効かないパーツが多いのがネックですが、パワーありそうです。
※サイト内検索で過去記事を探してくださる方がいるようなので、これまでに訳した記事の一覧を作りました。
http://radish.diarynote.jp/201209010235483768/
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Landing On The Top Of The Loam
By Bobby Kovacs
08/28/2012
http://www.starcitygames.com/magic/legacy/24762-Landing-On-The-Top-Of-The-Loam.html
「ハハッ、君のデッキがこのデッキに勝てるとは思えないね!」―Chris Kronenberger
2010年6月19日のオハイオ州ベリア市。僕はGPTで青白赤ランドスティルを使っていて、奇跡的にトップ4に進んだ。だけどツキはそこまで、Chris Kronenbergerが自分でデザインして使っていたローグな青コントロールデッキに僕は負けた。
GPTで勝とうとしていたのはbyeのためではなく、ただ賞品のためだった(その月の初め頃、僕は既にGPTを勝っていた―大きなレガシーのトーナメントというのはなかなかないんだ)。
僕は4位の賞品を受け取り、足りなかった2枚のExplorationを買った。その次の週から「Lands」でのレガシーが始まったんだ。
僕が何者か知らない人のために自己紹介をさせてほしい。
名前はBobby Kovacs。数学の学位を持っていて、既婚で、家を持っていて、レガシーではLandsをプレイしてる。1994年からマジックを始めて、オデッセイと神河物語の間だけやめていた。
ラヴニカのリリースと同時に競技としてのマジックを始めた。戦績は以下の通りで、そこまで良いものじゃない。
1. SCGオープンで複数回のトップ64
2. SCGレガシーオープン:デトロイトでの優勝
3. PTQサンフアンでのトップ8
4. 2012レガシー選手権でのトップ8
のろのろと進んでる感じだね。
僕は2010年から休むことなくLandsを使い続けてきた。これはお気に入りのデッキで、ウィザーズがTime Spiralみたいなおかしなカードをさらに解禁しない限り、使うのはたぶんやめないだろうね。
頑固だと言う人もいるし、クレイジーだと言う人もいる。このデッキについて考えるのが何よりも好きなんだ。
もし君の好きなアイスがチェリーガルシアだったら、チャンキーモンキーは買わないだろう?もしトヨタのスープラが大好きなら、ビュイックのスカイラークを買いに行ったりはしないだろう?
これが僕のLandsのリストだ:
Lands
A Legacy deck, by Bobby Kovacs
1st place at a SCG Legacy Open Detroit on 2012-06-24
Maindeck:
4 Life from the Loam
3 Raven’s Crime
3 Intuition
4 Exploration
2 Manabond
1 Crucible Of Worlds
1 Ensnaring Bridge
1 Engineered Explosives
1 Oblivion Stone
1 Zuran Orb
4 Mox Diamond
1 Forest
2 Bayou
3 Tropical Island
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 Misty Rainforest
1 Verdant Catacombs
1 Windswept Heath
2 Creeping Tar Pit
4 Wasteland
1 Ghost Quarter
4 Rishadan Port
4 Maze of Ith
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
1 Glacial Chasm
3 Tolaria West
3 Tranquil Thicket
1 Academy Ruins
1 Karakas
1 Bojuka Bog
Sideboard:
4 Chalice of the Void
1 Cursed Totem
1 Engineered Explosives
2 Trinisphere
4 Dark Confidant
3 Krosan Grip
このリストのカードチョイスにはかなりの議論がある。Patrick Chapinは僕のリストへのコメントの中で「Manabondは明らかに4積みすべきだ」と言っていた。
Manabondは良いカードで、これが初手にあるのは大好きだ。
だけどこのカードはときどき良くないことがある。Manabondは土地でないカードを捨てさせるので、相手に情報を与えてしまう。Intuitionやアーティファクトが手札にあるときには誘発させたくない能力なんだ。
Raven’s CrimeはEnlightened Tutorよりかなり弱いとみんなに言われた。
RUG DelverとスニークショーがはびこっているときはRaven’s Crimeの方がいい。Ensnaring Bridgeを解決させるためにカウンターを捨てさせられるのがただつよなんだ。
多くの人がマーベリックを使っているときはEnlightened Tutorの方がいい。Cursed Totemで完封できるからね。
Oblivion Stoneは今のメタでは必要ないとも言われたけど、スニークショーとプレインズウォーカーを考えれば必要だと思う。
Krosan GripはRUG Delverに溢れたレガシーでは良くないように見えるけど、Blood MoonやBack to Basics、Leyline of the Voidのようなサイド後に壊す必要のある置物があるんだ。
LandsにMindslaverを入れるのを好む人もいるし、Smokestackが好きな人もいるし、Worm Harvest派もいる。このデッキの機能性はやりたいことをなんでもやらせてくれて、どんなアーティファクトでも入れられる。このデッキには正しい構築も間違った構築もない。
僕が注目している2つのリストを挙げよう:
Lands
A Legacy deck, by Alex Olson
2nd place at a SCG Legacy Open Kansas City on 2012-08-12
Maindeck:
4 Life from the Loam
3 Enlightened Tutor
3 Intuition
4 Exploration
2 Manabond
1 Crucible Of Worlds
1 Ensnaring Bridge
1 Engineered Explosives
1 Cursed Totem
1 Zuran Orb
4 Mox Diamond
1 Forest
1 Bayou
1 Savannah
3 Tropical Island
1 Misty Rainforest
2 Verdant Catacombs
2 Wooded Foothills
1 Creeping Tar Pit
1 Mishra’s Factory
4 Wasteland
1 Ghost Quarter
4 Rishadan Port
4 Maze of Ith
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
1 Glacial Chasm
3 Tolaria West
2 Tranquil Thicket
1 Academy Ruins
1 Karakas
Sideboard:
4 Chalice of the Void
1 Engineered Explosives
1 Oblivion Stone
1 Tormod’s Crypt
4 Dark Confidant
3 Thalia, Guardian of Thraben
1 Mishra’s Factory
Lands
A Legacy deck, by Felix Munch
16th place at a GP Ghent on 2012-07-22
Maindeck:
4 Life from the Loam
1 Worm Harvest
3 Intuition
4 Exploration
1 Manabond
1 Sylvan Library
1 Crucible Of Worlds
1 Ensnaring Bridge
1 Engineered Explosives
1 Oblivion Stone
1 Smokestack
1 Zuran Orb
4 Mox Diamond
1 Forest
1 Bayou
1 Savannah
3 Tropical Island
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 Verdant Catacombs
1 Windswept Heath
1 Riftstone Portal
1 Creeping Tar Pit
1 Celestial Colonnade
2 Mishra’s Factory
4 Wasteland
1 Ghost Quarter
4 Rishadan Port
4 Maze of Ith
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
1 Glacial Chasm
2 Tolaria West
2 Tranquil Thicket
1 Horizon Canopy
1 Academy Ruins
1 Karakas
1 Bojuka Bog
Sideboard:
4 Chalice of the Void
1 Cursed Totem
1 Engineered Explosives
1 Ensnaring Bridge
1 Tormod’s Crypt
4 Dark Confidant
2 Gilded Drake
1 Raven’s Crime
僕のも含めたこれらのリストの大部分は似通っているものの、それぞれ独自性を持っている。
AlexのリストはCreeping Tar PitとMishra’s Factoryで勝つ。FelixはWorm Harvest、Celestial Colonnade、Mishra’s Factory、Creeping Tar Pitを勝利手段にしている。そして僕はCreeping Tar Pitだけだ。正しい戦略も間違った戦略もない。
これらのリストに共通しているのは、こんなの相手にしたくない!ってことだ。もしLandsを相手にした経験があれば、このデッキがどれだけ爆発的で色々な角度から攻撃できるかを知っているだろうね。今年僕が倒した相手で、試合の後に「Landsについて聞いたことはあったけど、どんな動きをするのか知らなかった」と言ってきた人は数え切れないよ。
理屈は単純だ。対戦相手をゲームから閉めだしてロックする。彼らの土地をRishadan PortとWastelandで縛るか、Academy RuinsとOblivion Stone / Engineered Explosivesを組み合わせるかしてロックするんだ。
いったんその状況になってしまえばCreeping Tar Pitで相手を殺すことができる。14分で終わることもあれば41分かかるときもある。
1ラウンド中に7,8分間相手をロックして生殺しのまま時間をかけることが多くある。これは以下に挙げる4つのトーナメントの記録の中にも見られる。賢明なプレイヤーはある時点で勝ち目がないことに気づき、続く2ゲームを連取するために投了するが、これはそんなに頻繁にはない。
SCG Legacy Open: Cincinnati
Round 1: Jeremy Souther - Affinity - Won 2-0
Round 2: Ramah Triplett - Junk - Drew 1-1-1
Round 3: Chris Funk - U/W Stoneblade - Won 1-0-1
Round 4: Troy Tasker - Bant - Won 2-0
Round 5: Justin Swalding - Shot in the Dark - Won 1-0-1
Round 6: Josh Glantzman - Punishing Maverick - Drew 1-1-1
Round 7: Justin Brisentine - RUG Delver - Won 2-0
Round 8: Terell Boaz - U/W Stoneblade - Won 1-0-1
Round 9: Chris Anderson - Elves - Lost 0-2
SCG Legacy Open: Columbus
Round 1: Donald Halinka - Enchantress - Won 2-1
Round 2: Gary Smith - Hive Mind - Lost 0-2
Round 3: Lukas Parson - RUG Delver - Won 2-0
Round 4: Dan Musser - Mono-Blue Control - Lost 0-2
Round 5: Alex Hamilton - Welder MUD - Won 2-1
Round 6: Eric Lennartz - Esper Stoneblade - Won 2-1
Round 7: Chris Brinkerhoff - Dredge - Won 2-0
Round 8: Riley Curran - Elves - Lost 0-2
Round 9: Jason Coleman - Sneak and Show - Won 2-1
SCG Legacy Open: Detroit
Round 1: John Plazza - Goblins - Won 2-1
Round 2: Ryan Skoczen - Maverick - Won 2-1
Round 3: Nicholas Smith - Maverick - Lost 1-2
Round 4: Andrew Dilley - RUG Delver - Won 2-0
Round 5: Thomas Reddinger - Team America - Won 2-0
Round 6: Raymond Perez - Maverick - Won 2-0
Round 7: Kurt Burbulla - B/W Stoneblade - Won 2-0
Round 8: David Goldfarb - Affinity - Won 2-0
Round 9: David Goldfarb - Affinity - Won 2-0
Round 10: Jeremy Stowe - RUG Delver - Won 2-1
Round 11: Caleb Durwurd - Elves - Won 2-1
2012 Legacy Championship
Round 1: Jesse Liu - Esper Stoneblade - Won 2-0
Round 2: Joe Krause - Goblins - Won 1-0-1
Round 3: Dan Powers - Sneak and Show - Won 2-0
Round 4: Dylan Jones - Sneak and Show - Won 2-0
Round 5: Michael Rabey - RUG Delver - Won 2-1
Round 6: Mark Sun - RUG Delver - Won 2-1
Round 7: Nicholas Rouse - RUG Delver - Won 2-1
Round 8: Ben Steiner - Hive Mind - 0-0-3
Round 9: Brad Campbell - Goblins - 0-0-3
Round 10: Ben Steiner - Hive Mind - Lost 0-2
このデータから何が言えるか
1. LandsはRUG Delverに負けない。
RUG Delverはレガシーフォーマット全体に対して有利なデッキではあるけれども、RUGがとてもツイていて、かつLandsがとても遅いハンドでない限りRUGにチャンスはない。Raven’s Crimeが手札を攻め、Wastelandがマナベースを攻め、Maze of Ithがクリーチャーを止める。
2. LandsはどんなタイプのStonebladeにも負けない。
装備品を持ったクリーチャーによるアタックは4枚のMaze of Ithと再利用されるEngineered Explosivesには無力だ。
3. Landsはマーベリックに簡単には負けない。
マーベリックはScavenging OozeやKnight of the ReliquaryやAven Mindsensorのような非常に厄介なカードをいくつか積んでいる。しかし、Explorationなどの加速手段、IntuitionやTolaria Westのようなサーチ手段のおかげでこのマッチアップは有利だ。Cursed Totemはマーベリックには回答不可能なカードで、このデッキを完封する。
4. 部族のうちゴブリンとマーフォークはLandsにとって非常に良いマッチアップだ。
Glacial Chasmロックをかいくぐるのに4枚のWastelandでは不十分なことが多い。メインにTukTuk Scrapperを入れたゴブリンにはチャンスがあるが、Raven’s Crimeはマーフォークのカウンターを封じてEnsnaring Bridgeを解決させる。
5. ドレッジの勝敗は彼らの初手によって決まる。
ドレッジのメインにはGlacial Chasmを除去する手段がなく、だいたい80%ぐらいのゲームでこのカードがドレッジを黙らせる。普通はEnsnaring BridgeやThe Tabernacle at Pendrell Valeでゲーム終了だ。さらにメインにBojuka Bogと再利用手段が入っている。
6. 親和相手はほとんどbyeに等しい。
親和は土地が非常に脆弱なうえ、Landsには彼らの盤面を機能停止させるカードが大量に入っている。Engineered Explosives、Oblivion Stone、Glacial Chasm、Ensnaring Bridge、The Tabernacle at Pendrell Vale、そしてMaze of Ithは全てこのマッチアップで非常に優れたカードだ。
7. スニークショーはみんなが良くないと考えているマッチアップだ。僕はそれには賛成しない。
Show and Tellはスニークショーにとってのぶっ壊れカードだが、同じようにLands側にとっても壊れたカードだ。1枚のKarakasと3枚のTolaria Westによって、スニークショーの生物をバウンスするのはあまりにも簡単すぎてやっちゃいけないような気さえする。Rishadan PortとWastelandが彼らの土地を縛る。Raven’s Crimeで1ターン内に「手札全捨て」をさせることで彼らの戦略は崩壊する。Dan Powersが手札に策を練っていたときにKarakasを捨てさせたよ。そしてCursed TotemはGriselbrandのドローを封じる。
8. エルフはキツいマッチアップだ。
このマッチアップで主にやる必要があることは、3ターン目までにGlacial Chasmを出し、その後ただちにScavenging Oozeに対処する手段を用意することだ。爆薬とRuinsは多少は役にたってくれるが、勝ちには繋がらない。相手のエルフたちがどれもマナを生み出すのでTabernacleは効かない。Chalice of the Void、Cursed Totem、そしてキルターンを早めるDark Confidantで勝ちを狙えるサイド後が重要になる。
9. コンボデッキはやはりキツいマッチアップだ。
Landsはベルチャープレイヤーがゴブリンを出してくれるのを当てにするしかない。もしそうしてくれればTabernacleとRaven’s Crimeでイージーウィンすることができる。Belcherコースだった場合の結末は悲惨だ。
Ad Nauseumデッキは簡単に壊せる基本でない土地とChrome Moxに頼っているため、ベルチャーよりはだいぶ楽に勝つことができる。Raven’s CrimeはAdデッキの速度を落とし、4,5ターン目に手札を空にさせることを狙える。
ハイブマインド相手はほぼ自動的に負けになる。こちらがLife from the Loam、Raven’s Crime、Urborg, Tomb of Yawgmoth、Mox Diamond、Mox Diamond、Exploration、フェッチという3ターンでハンドを捨てさせられる完璧な初手でもない限りは。かなりバカげてるよね。
Spiral Tideも自動負けになることがかなり多い。Portで土地を寝かせるだけでは足りないことが多く、彼らはレスポンスでHigh Tideをキャストしてしまう。このマッチは勝てないことはないが、何度も正しいタイミングで正しいカードを引かなきゃならない。
Landsはそんなにありふれたデッキじゃない。デトロイトでのSCGレガシーオープンでLandsをプレイしていたのは僕一人だけだった。Landsがその力のわりにプレイされているのを見かけない理由は2つある。
1つ目の理由はこのデッキが安くないことだ。Tabernacleだけで300ドルを超える。Exploration、Maze、Port、Intuition、Wasteland、その他のカードを加えると2000ドルを若干超えてしまう。これはRUG Delverの約33%増しだ。
Landsは他のデッキでも使えるカードをたくさん積んだデッキではない。Force of WillやTarmogoyf、Vendilion Cliqueなら他のデッキで手軽に使える。
Maze of Ith1枚はマーベリックで使うことができる。TabernacleやExploration、Rishadan Portのようなカードになると転用先はかなり狭い。これは、このデッキを構築するのに専念する必要が出てくるってことだ。
Landsが使われないもう一つの理由はこのデッキをプレイするのがとても難しいことだ。ただデルバーを裏返して6~7ターン殴ったり手札のGoblin PiledriverやWarchiefをVialから出すのではなく、Tolaria WestやIntuitionのサーチ先のようなたくさんの意思決定が要る。親和相手にはIntuitionでロームと廃墟とアーティファクトを持ってくるのかもしない。コンボ相手にはロームとUrborgとRaven’s Crimeを持ってくるだろう。
Landsはゲームの2,3ターン先をプレイする必要がある。
嘘のように聞こえるかもしれないけど、Caleb Durwardを相手にしたデトロイトでの決勝を例として取り上げよう。
僕は相手のエンドにIntuitionをキャストしたとき、Glacial Chasm、Tabernacle、そしてTropical Islandを持ってきた。
(ロームによって)次のターンにはChasmを手に入れ、数ターンの間は負けなくなることが分かっていた。Tropical Islandをサーチしたのは、彼がその後のターンにViridian ShamanでMoxを割ってきてもChasmを回すための緑マナを確保するため。Tabernacleは、Viridian ShamanをサーチしてMox Diamondを割るのではなくPriest of Titaniaをサーチすることを相手に考えてもらうための囮だ。これを全てIntuitionが解決するまでに考えておく。
選んですぐ次の日に回せるようなデッキではないんだ。どうプレイすれば良いか学ぶのにかなりの時間がかかる。
Landsコミュニティは日々少しずつ少しずつ成長している。
今年のGenConでは3人のLandsプレイヤーに出会った。これは最近のトーナメントでこのデッキが目立った活躍をした成果だろう。大きなトーナメントのメタでRUG DelverとエスパーStonebladeがある程度の割合を占めている限り、上位にLandsを見かけることが今後も続くだろうね。
真のチャレンジをする意気込みがあって、Landsの「リベリオン」に加わりたい人がもしいたら、やるべきことはこれだ:
1. 自分でTabernacleを買う。
2. 本当のマジックをプレイする。
シンプルだね。
この物語/与太話を楽しんでくれたなら嬉しいよ。それじゃあまた、SCGアトランタで会おう!
名前は聞くけど馴染みの薄いデッキ、Landsの紹介とマッチアップ分析記事。
Bobby KovacsはLandsで6月のSCGデトロイトを優勝し、GenCon 2012 Legacy Championshipでもトップ8に入りました。
以前訳したエルフの大会レポート(http://radish.diarynote.jp/201207112029505216/)でCalebが決勝で敗れた相手ですね。
高い&使い回しの効かないパーツが多いのがネックですが、パワーありそうです。
※サイト内検索で過去記事を探してくださる方がいるようなので、これまでに訳した記事の一覧を作りました。
http://radish.diarynote.jp/201209010235483768/
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Landing On The Top Of The Loam
By Bobby Kovacs
08/28/2012
http://www.starcitygames.com/magic/legacy/24762-Landing-On-The-Top-Of-The-Loam.html
「ハハッ、君のデッキがこのデッキに勝てるとは思えないね!」―Chris Kronenberger
2010年6月19日のオハイオ州ベリア市。僕はGPTで青白赤ランドスティルを使っていて、奇跡的にトップ4に進んだ。だけどツキはそこまで、Chris Kronenbergerが自分でデザインして使っていたローグな青コントロールデッキに僕は負けた。
GPTで勝とうとしていたのはbyeのためではなく、ただ賞品のためだった(その月の初め頃、僕は既にGPTを勝っていた―大きなレガシーのトーナメントというのはなかなかないんだ)。
僕は4位の賞品を受け取り、足りなかった2枚のExplorationを買った。その次の週から「Lands」でのレガシーが始まったんだ。
僕が何者か知らない人のために自己紹介をさせてほしい。
名前はBobby Kovacs。数学の学位を持っていて、既婚で、家を持っていて、レガシーではLandsをプレイしてる。1994年からマジックを始めて、オデッセイと神河物語の間だけやめていた。
ラヴニカのリリースと同時に競技としてのマジックを始めた。戦績は以下の通りで、そこまで良いものじゃない。
1. SCGオープンで複数回のトップ64
2. SCGレガシーオープン:デトロイトでの優勝
3. PTQサンフアンでのトップ8
4. 2012レガシー選手権でのトップ8
のろのろと進んでる感じだね。
僕は2010年から休むことなくLandsを使い続けてきた。これはお気に入りのデッキで、ウィザーズがTime Spiralみたいなおかしなカードをさらに解禁しない限り、使うのはたぶんやめないだろうね。
頑固だと言う人もいるし、クレイジーだと言う人もいる。このデッキについて考えるのが何よりも好きなんだ。
もし君の好きなアイスがチェリーガルシアだったら、チャンキーモンキーは買わないだろう?もしトヨタのスープラが大好きなら、ビュイックのスカイラークを買いに行ったりはしないだろう?
これが僕のLandsのリストだ:
Lands
A Legacy deck, by Bobby Kovacs
1st place at a SCG Legacy Open Detroit on 2012-06-24
Maindeck:
4 Life from the Loam
3 Raven’s Crime
3 Intuition
4 Exploration
2 Manabond
1 Crucible Of Worlds
1 Ensnaring Bridge
1 Engineered Explosives
1 Oblivion Stone
1 Zuran Orb
4 Mox Diamond
1 Forest
2 Bayou
3 Tropical Island
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 Misty Rainforest
1 Verdant Catacombs
1 Windswept Heath
2 Creeping Tar Pit
4 Wasteland
1 Ghost Quarter
4 Rishadan Port
4 Maze of Ith
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
1 Glacial Chasm
3 Tolaria West
3 Tranquil Thicket
1 Academy Ruins
1 Karakas
1 Bojuka Bog
Sideboard:
4 Chalice of the Void
1 Cursed Totem
1 Engineered Explosives
2 Trinisphere
4 Dark Confidant
3 Krosan Grip
このリストのカードチョイスにはかなりの議論がある。Patrick Chapinは僕のリストへのコメントの中で「Manabondは明らかに4積みすべきだ」と言っていた。
Manabondは良いカードで、これが初手にあるのは大好きだ。
だけどこのカードはときどき良くないことがある。Manabondは土地でないカードを捨てさせるので、相手に情報を与えてしまう。Intuitionやアーティファクトが手札にあるときには誘発させたくない能力なんだ。
Raven’s CrimeはEnlightened Tutorよりかなり弱いとみんなに言われた。
RUG DelverとスニークショーがはびこっているときはRaven’s Crimeの方がいい。Ensnaring Bridgeを解決させるためにカウンターを捨てさせられるのがただつよなんだ。
多くの人がマーベリックを使っているときはEnlightened Tutorの方がいい。Cursed Totemで完封できるからね。
Oblivion Stoneは今のメタでは必要ないとも言われたけど、スニークショーとプレインズウォーカーを考えれば必要だと思う。
Krosan GripはRUG Delverに溢れたレガシーでは良くないように見えるけど、Blood MoonやBack to Basics、Leyline of the Voidのようなサイド後に壊す必要のある置物があるんだ。
LandsにMindslaverを入れるのを好む人もいるし、Smokestackが好きな人もいるし、Worm Harvest派もいる。このデッキの機能性はやりたいことをなんでもやらせてくれて、どんなアーティファクトでも入れられる。このデッキには正しい構築も間違った構築もない。
僕が注目している2つのリストを挙げよう:
Lands
A Legacy deck, by Alex Olson
2nd place at a SCG Legacy Open Kansas City on 2012-08-12
Maindeck:
4 Life from the Loam
3 Enlightened Tutor
3 Intuition
4 Exploration
2 Manabond
1 Crucible Of Worlds
1 Ensnaring Bridge
1 Engineered Explosives
1 Cursed Totem
1 Zuran Orb
4 Mox Diamond
1 Forest
1 Bayou
1 Savannah
3 Tropical Island
1 Misty Rainforest
2 Verdant Catacombs
2 Wooded Foothills
1 Creeping Tar Pit
1 Mishra’s Factory
4 Wasteland
1 Ghost Quarter
4 Rishadan Port
4 Maze of Ith
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
1 Glacial Chasm
3 Tolaria West
2 Tranquil Thicket
1 Academy Ruins
1 Karakas
Sideboard:
4 Chalice of the Void
1 Engineered Explosives
1 Oblivion Stone
1 Tormod’s Crypt
4 Dark Confidant
3 Thalia, Guardian of Thraben
1 Mishra’s Factory
Lands
A Legacy deck, by Felix Munch
16th place at a GP Ghent on 2012-07-22
Maindeck:
4 Life from the Loam
1 Worm Harvest
3 Intuition
4 Exploration
1 Manabond
1 Sylvan Library
1 Crucible Of Worlds
1 Ensnaring Bridge
1 Engineered Explosives
1 Oblivion Stone
1 Smokestack
1 Zuran Orb
4 Mox Diamond
1 Forest
1 Bayou
1 Savannah
3 Tropical Island
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
1 Verdant Catacombs
1 Windswept Heath
1 Riftstone Portal
1 Creeping Tar Pit
1 Celestial Colonnade
2 Mishra’s Factory
4 Wasteland
1 Ghost Quarter
4 Rishadan Port
4 Maze of Ith
1 The Tabernacle at Pendrell Vale
1 Glacial Chasm
2 Tolaria West
2 Tranquil Thicket
1 Horizon Canopy
1 Academy Ruins
1 Karakas
1 Bojuka Bog
Sideboard:
4 Chalice of the Void
1 Cursed Totem
1 Engineered Explosives
1 Ensnaring Bridge
1 Tormod’s Crypt
4 Dark Confidant
2 Gilded Drake
1 Raven’s Crime
僕のも含めたこれらのリストの大部分は似通っているものの、それぞれ独自性を持っている。
AlexのリストはCreeping Tar PitとMishra’s Factoryで勝つ。FelixはWorm Harvest、Celestial Colonnade、Mishra’s Factory、Creeping Tar Pitを勝利手段にしている。そして僕はCreeping Tar Pitだけだ。正しい戦略も間違った戦略もない。
これらのリストに共通しているのは、こんなの相手にしたくない!ってことだ。もしLandsを相手にした経験があれば、このデッキがどれだけ爆発的で色々な角度から攻撃できるかを知っているだろうね。今年僕が倒した相手で、試合の後に「Landsについて聞いたことはあったけど、どんな動きをするのか知らなかった」と言ってきた人は数え切れないよ。
理屈は単純だ。対戦相手をゲームから閉めだしてロックする。彼らの土地をRishadan PortとWastelandで縛るか、Academy RuinsとOblivion Stone / Engineered Explosivesを組み合わせるかしてロックするんだ。
いったんその状況になってしまえばCreeping Tar Pitで相手を殺すことができる。14分で終わることもあれば41分かかるときもある。
1ラウンド中に7,8分間相手をロックして生殺しのまま時間をかけることが多くある。これは以下に挙げる4つのトーナメントの記録の中にも見られる。賢明なプレイヤーはある時点で勝ち目がないことに気づき、続く2ゲームを連取するために投了するが、これはそんなに頻繁にはない。
SCG Legacy Open: Cincinnati
Round 1: Jeremy Souther - Affinity - Won 2-0
Round 2: Ramah Triplett - Junk - Drew 1-1-1
Round 3: Chris Funk - U/W Stoneblade - Won 1-0-1
Round 4: Troy Tasker - Bant - Won 2-0
Round 5: Justin Swalding - Shot in the Dark - Won 1-0-1
Round 6: Josh Glantzman - Punishing Maverick - Drew 1-1-1
Round 7: Justin Brisentine - RUG Delver - Won 2-0
Round 8: Terell Boaz - U/W Stoneblade - Won 1-0-1
Round 9: Chris Anderson - Elves - Lost 0-2
SCG Legacy Open: Columbus
Round 1: Donald Halinka - Enchantress - Won 2-1
Round 2: Gary Smith - Hive Mind - Lost 0-2
Round 3: Lukas Parson - RUG Delver - Won 2-0
Round 4: Dan Musser - Mono-Blue Control - Lost 0-2
Round 5: Alex Hamilton - Welder MUD - Won 2-1
Round 6: Eric Lennartz - Esper Stoneblade - Won 2-1
Round 7: Chris Brinkerhoff - Dredge - Won 2-0
Round 8: Riley Curran - Elves - Lost 0-2
Round 9: Jason Coleman - Sneak and Show - Won 2-1
SCG Legacy Open: Detroit
Round 1: John Plazza - Goblins - Won 2-1
Round 2: Ryan Skoczen - Maverick - Won 2-1
Round 3: Nicholas Smith - Maverick - Lost 1-2
Round 4: Andrew Dilley - RUG Delver - Won 2-0
Round 5: Thomas Reddinger - Team America - Won 2-0
Round 6: Raymond Perez - Maverick - Won 2-0
Round 7: Kurt Burbulla - B/W Stoneblade - Won 2-0
Round 8: David Goldfarb - Affinity - Won 2-0
Round 9: David Goldfarb - Affinity - Won 2-0
Round 10: Jeremy Stowe - RUG Delver - Won 2-1
Round 11: Caleb Durwurd - Elves - Won 2-1
2012 Legacy Championship
Round 1: Jesse Liu - Esper Stoneblade - Won 2-0
Round 2: Joe Krause - Goblins - Won 1-0-1
Round 3: Dan Powers - Sneak and Show - Won 2-0
Round 4: Dylan Jones - Sneak and Show - Won 2-0
Round 5: Michael Rabey - RUG Delver - Won 2-1
Round 6: Mark Sun - RUG Delver - Won 2-1
Round 7: Nicholas Rouse - RUG Delver - Won 2-1
Round 8: Ben Steiner - Hive Mind - 0-0-3
Round 9: Brad Campbell - Goblins - 0-0-3
Round 10: Ben Steiner - Hive Mind - Lost 0-2
このデータから何が言えるか
1. LandsはRUG Delverに負けない。
RUG Delverはレガシーフォーマット全体に対して有利なデッキではあるけれども、RUGがとてもツイていて、かつLandsがとても遅いハンドでない限りRUGにチャンスはない。Raven’s Crimeが手札を攻め、Wastelandがマナベースを攻め、Maze of Ithがクリーチャーを止める。
2. LandsはどんなタイプのStonebladeにも負けない。
装備品を持ったクリーチャーによるアタックは4枚のMaze of Ithと再利用されるEngineered Explosivesには無力だ。
3. Landsはマーベリックに簡単には負けない。
マーベリックはScavenging OozeやKnight of the ReliquaryやAven Mindsensorのような非常に厄介なカードをいくつか積んでいる。しかし、Explorationなどの加速手段、IntuitionやTolaria Westのようなサーチ手段のおかげでこのマッチアップは有利だ。Cursed Totemはマーベリックには回答不可能なカードで、このデッキを完封する。
4. 部族のうちゴブリンとマーフォークはLandsにとって非常に良いマッチアップだ。
Glacial Chasmロックをかいくぐるのに4枚のWastelandでは不十分なことが多い。メインにTukTuk Scrapperを入れたゴブリンにはチャンスがあるが、Raven’s Crimeはマーフォークのカウンターを封じてEnsnaring Bridgeを解決させる。
5. ドレッジの勝敗は彼らの初手によって決まる。
ドレッジのメインにはGlacial Chasmを除去する手段がなく、だいたい80%ぐらいのゲームでこのカードがドレッジを黙らせる。普通はEnsnaring BridgeやThe Tabernacle at Pendrell Valeでゲーム終了だ。さらにメインにBojuka Bogと再利用手段が入っている。
6. 親和相手はほとんどbyeに等しい。
親和は土地が非常に脆弱なうえ、Landsには彼らの盤面を機能停止させるカードが大量に入っている。Engineered Explosives、Oblivion Stone、Glacial Chasm、Ensnaring Bridge、The Tabernacle at Pendrell Vale、そしてMaze of Ithは全てこのマッチアップで非常に優れたカードだ。
7. スニークショーはみんなが良くないと考えているマッチアップだ。僕はそれには賛成しない。
Show and Tellはスニークショーにとってのぶっ壊れカードだが、同じようにLands側にとっても壊れたカードだ。1枚のKarakasと3枚のTolaria Westによって、スニークショーの生物をバウンスするのはあまりにも簡単すぎてやっちゃいけないような気さえする。Rishadan PortとWastelandが彼らの土地を縛る。Raven’s Crimeで1ターン内に「手札全捨て」をさせることで彼らの戦略は崩壊する。Dan Powersが手札に策を練っていたときにKarakasを捨てさせたよ。そしてCursed TotemはGriselbrandのドローを封じる。
8. エルフはキツいマッチアップだ。
このマッチアップで主にやる必要があることは、3ターン目までにGlacial Chasmを出し、その後ただちにScavenging Oozeに対処する手段を用意することだ。爆薬とRuinsは多少は役にたってくれるが、勝ちには繋がらない。相手のエルフたちがどれもマナを生み出すのでTabernacleは効かない。Chalice of the Void、Cursed Totem、そしてキルターンを早めるDark Confidantで勝ちを狙えるサイド後が重要になる。
9. コンボデッキはやはりキツいマッチアップだ。
Landsはベルチャープレイヤーがゴブリンを出してくれるのを当てにするしかない。もしそうしてくれればTabernacleとRaven’s Crimeでイージーウィンすることができる。Belcherコースだった場合の結末は悲惨だ。
Ad Nauseumデッキは簡単に壊せる基本でない土地とChrome Moxに頼っているため、ベルチャーよりはだいぶ楽に勝つことができる。Raven’s CrimeはAdデッキの速度を落とし、4,5ターン目に手札を空にさせることを狙える。
ハイブマインド相手はほぼ自動的に負けになる。こちらがLife from the Loam、Raven’s Crime、Urborg, Tomb of Yawgmoth、Mox Diamond、Mox Diamond、Exploration、フェッチという3ターンでハンドを捨てさせられる完璧な初手でもない限りは。かなりバカげてるよね。
Spiral Tideも自動負けになることがかなり多い。Portで土地を寝かせるだけでは足りないことが多く、彼らはレスポンスでHigh Tideをキャストしてしまう。このマッチは勝てないことはないが、何度も正しいタイミングで正しいカードを引かなきゃならない。
Landsはそんなにありふれたデッキじゃない。デトロイトでのSCGレガシーオープンでLandsをプレイしていたのは僕一人だけだった。Landsがその力のわりにプレイされているのを見かけない理由は2つある。
1つ目の理由はこのデッキが安くないことだ。Tabernacleだけで300ドルを超える。Exploration、Maze、Port、Intuition、Wasteland、その他のカードを加えると2000ドルを若干超えてしまう。これはRUG Delverの約33%増しだ。
Landsは他のデッキでも使えるカードをたくさん積んだデッキではない。Force of WillやTarmogoyf、Vendilion Cliqueなら他のデッキで手軽に使える。
Maze of Ith1枚はマーベリックで使うことができる。TabernacleやExploration、Rishadan Portのようなカードになると転用先はかなり狭い。これは、このデッキを構築するのに専念する必要が出てくるってことだ。
Landsが使われないもう一つの理由はこのデッキをプレイするのがとても難しいことだ。ただデルバーを裏返して6~7ターン殴ったり手札のGoblin PiledriverやWarchiefをVialから出すのではなく、Tolaria WestやIntuitionのサーチ先のようなたくさんの意思決定が要る。親和相手にはIntuitionでロームと廃墟とアーティファクトを持ってくるのかもしない。コンボ相手にはロームとUrborgとRaven’s Crimeを持ってくるだろう。
Landsはゲームの2,3ターン先をプレイする必要がある。
嘘のように聞こえるかもしれないけど、Caleb Durwardを相手にしたデトロイトでの決勝を例として取り上げよう。
僕は相手のエンドにIntuitionをキャストしたとき、Glacial Chasm、Tabernacle、そしてTropical Islandを持ってきた。
(ロームによって)次のターンにはChasmを手に入れ、数ターンの間は負けなくなることが分かっていた。Tropical Islandをサーチしたのは、彼がその後のターンにViridian ShamanでMoxを割ってきてもChasmを回すための緑マナを確保するため。Tabernacleは、Viridian ShamanをサーチしてMox Diamondを割るのではなくPriest of Titaniaをサーチすることを相手に考えてもらうための囮だ。これを全てIntuitionが解決するまでに考えておく。
選んですぐ次の日に回せるようなデッキではないんだ。どうプレイすれば良いか学ぶのにかなりの時間がかかる。
Landsコミュニティは日々少しずつ少しずつ成長している。
今年のGenConでは3人のLandsプレイヤーに出会った。これは最近のトーナメントでこのデッキが目立った活躍をした成果だろう。大きなトーナメントのメタでRUG DelverとエスパーStonebladeがある程度の割合を占めている限り、上位にLandsを見かけることが今後も続くだろうね。
真のチャレンジをする意気込みがあって、Landsの「リベリオン」に加わりたい人がもしいたら、やるべきことはこれだ:
1. 自分でTabernacleを買う。
2. 本当のマジックをプレイする。
シンプルだね。
この物語/与太話を楽しんでくれたなら嬉しいよ。それじゃあまた、SCGアトランタで会おう!
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